50ccの原付の生産中止に伴い、50ccのスーパーカブも生産中止になりましてねえ。
そこで、ホンダさんがね、スーパーカブ50ccのファイナルエディションをね、受注期間限定モデルでの販売が開始になりましたねえ。
このファイナルエディション、おじさんも少し気になりましてねえ。
最後の50ccのエンジンとかね、ファイナルとかね、昔のスーパーカブをオマージュとかね、もうおじさんが好きな単語がふんだんに使われていましてねえ。
実際にホンダの販売店に行って店員さんに話を聞いたり、大体のサイズ感を教えてもらったりしたんですよ。
でね、その時嫁さんも一緒だったんですけどね、お店を出てから言ったんですよ。
やっぱりサイズが大きいって。
おじさんのスーパーカブはキャブですから、縦のサイズはともかく横幅が狭いんですよ。
そりゃあね、セルを回す必要がないですからバッテリーは小さいですし、コンピューターも付いてませんからね。
そうは言っても最後の50ccスーパーカブ、気になるなあって思っているおじさんに嫁さんが一言言ったんですよ。
「ここまで育てたカブを諦めるの?」と。
おじさんのことをおじさん以上に知っている嫁でございます。
その通りなんですよねえ。
ぼろぼろになるまで乗り込んでおじさん好みにくたびれてきたスーパーカブでございます。
他の方がきれいなスーパーカブに乗っていると羨ましいという気持ちが全くないとは言いませんが。
それでもおじさんのスーパーカブはぼろぼろでくたびれているからこそおじさんでなければ乗らないでしょうし、だからこそのおじさんのスーパーカブなわけでして。
そうやって育ててきた、そんなおじさんに壊れずについてきてくれたスーパーカブ、カブが壊れてもう無理と言わない限りは、おじさんが手放すなんてこと、あるはずがないんですよね。
目移りすることは多々ありますがね。
今のスーパーカブがね、歴史を受け継いで素晴らしい乗り物であることはもう言わずもがななことでね、その最終型のファイナルエディションが歴史を受け継いだうえにデザインも素敵だとおじさんは思います。
ただですね、おじさんにとってのスーパーカブはやっぱりね、ぼろぼろでコンピューターもついていないキャブでしてね、そしてその価値に改めて気付かせてくれた嫁さんには感謝の気持ちでいっぱいなのでございます。
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