嫁と映画

日記
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 この日はですねえ、久しぶりに嫁さんと一緒に映画を見に行ったんですよ。

 普段はあんまり一緒に映画を見に行くことはないんですけれどもねえ。

 というのもね、おじさんがあんまり映画を見に行くことがない上にですね、嫁さんとは趣味がほとんど合わなくてですね。

 まあ、予定も滅多に合わないんですけれどもね、そんなこともあってお互い1人で見に行くことが多いんですけれどもね。

 今回はお互いに見たい映画が久しぶりに一致しましてね、それで一緒に見に行ったわけなんですよ。

 結果としましてはね、映画も予想以上に面白くてですね、映画を見た後もですね、感想なんかを言い合って楽しめたのでございますがね。

 嫁さんと会ったばかりの頃はねえ、嫁さんが割と映画を見ることが好きだったものでね、おじさんも何度か一緒に見に行くこともあったんですけれどもね。

 でもね、お互いに見る映画に対する興味というかですね、熱量みたいなものがある程度一致していないとですね、中々同じように盛り上がることができなくてですね。

 そうなるとお互いに気を遣ってしまって楽しむことができないということが分かりましてねえ。

 それからですねえ、お互いに興味が一致しないことには無理して相手に合わせないようになったのはですねえ。

  好き同士でも夫婦でも、やっぱり別々の人間ですからね、趣味や興味が合う部分もあれば合わない部分もある、当然のことでございますよねえ。

 その時にね、無理してまで相手に合わせようとしましてもね、やっぱり無理がありますし相手にもその無理が伝わるんですよねえ。

 ですからね、段々と自然にね、無理して相手に合わせることがなくなりましてね。

 趣味や興味が合うならば一緒に過ごす、合わなければ別々に過ごす、相手に自分と同じを求めない、これがね、結果的にはおじさんと嫁さんに合った考え方になりましてねえ。

 ですからね、一緒に過ごす時間はね、そりゃ減ったと言えるかも知れませんがね、ですがその代わりにね、一緒に過ごす時間の満足度が上がったと言いますかね、そんな印象を受けるんですよねえ。

 お互いの価値観や考え方は尊重しつつ、相手に自分と同じ価値観や考え方を押し付けない。

 そして適度に距離感を保ちながらも一緒に過ごす時には一緒に過ごすことができる、そういう点ではね、共通の価値観を共有できる相手と夫婦になれたということがね、おじさんにとっては大変有り難いことだなあとね、こういうふうに一緒に過ごせた日にはね、より強く思うのでございます。

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