この日はね、職場の利用者様にご家族様が面会にみえましてね、少しお話をさせていただいたんですけれどもね。
まあね、最近のご様子とかね、色々とお話することもございますのでね、そんな近況報告をさせていただいたんですけれどもね。
そんなときにね、ご家族様からね、感謝の言葉をいただくことがあるんですけれどもね、やっぱりね、そういうのって嬉しくなるものなんですよねえ。
特にね、自宅にいたときよりも元気になったとかね、生き生きしているとか言われますとね、色々と報われるといいますかね、仕事ですから当然と言えば当然なんですけれども努力してきた甲斐があったなあなんてね、思うんですよねえ。
もちろん大人同士ですからね、社交辞令も多分に混じっているとは思いますがね、お互いが気持ちよく過ごせるならばね、社交辞令大いに結構、むしろ雰囲気が悪くなる本音なら不要なんてね、おじさんは思うんですよ。
嘘も方便、いいんじゃないですかね、というスタンスなんですよね、おじさんは。
そしてねえ、そんな時にね、家で面倒が見れればいいんだけれどもってね、言われるご家族様もいらっしゃるんですけれどもねえ。
おじさん個人の見解を言わせていただければね、それなりに勉強したり研修を受けたりした人間がね、交代で仕事をしてね、それでも大変だとね、思ってしまうような介護をね、ご自宅でね、少人数で対応するのはね、現実的ではないとね、おじさんは思うんです。
介護もね、育児と一緒でね、24時間365日続くんですよ。
夜もね、寝てくれるとは限りませんしね、寝たとしても何時間置きかで起きられる人もみえますしね。
個人で対応するのはね、体がもたないとね、仮におじさんが家庭で介護をしたらですね、すぐに参ってしまうだろうなってね、そう思うんですよ。
気持ちがあればできるみたいな精神論なんてね、時間と体力に余裕があればこそ通用する話でね、余裕がなくなれば人間、自分の身を守ることが最優先になりますからねえ、気持ちなんてものはどうしたって切れやすくなるとね、おじさんは思うんです。
ですからね、大いに介護施設を頼ってほしいとね、そう思うんです。
そしてね、嘘でもいいからね、職員さんにはね、感謝の言葉を伝えてもらえたら有り難いと思うんですよ。
そうしましたらね、おじさんのようにね、普段の仕事が報われたと感じてね、また明日から仕事を頑張ろうとね、そう思う職員さんもいると思うんですよ。
特におじさんはね、介護の仕事のいいところの一つは直接有り難うの言葉が頂けるところだと思っているんです。
大人になればなるほどね、できて当然と思われますしね、有り難うと感謝されることなんてね、段々減ってきますのでねえ。
そんな中でね、介護の仕事は比較的有り難うの言葉を頂戴しやすい職場だと思うんです。
そうやって感謝の言葉をいただきますとね、おじさんもね、ご家族様にいつもご理解とご協力をいただけて有難う御座いますという気持ちになるんですよ。
またその気持ちはね、機会があればご家族様にも伝えますしねえ。
そうやって感謝の気持ちが循環しますとね、やっぱり気持ちが良くなりますしね、また仕事を頑張ろうとね、そんな気持ちにね、おじさんはなるのでございます。
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