おじさん、仕事で助けてもらう

日記
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 この日はね、朝から色々とトラブルがありましてね。

 なかなか仕事が進まなかったんですよ。

 ですがね、介護の仕事といいますのはね、ある程度は時間で決められているところがありましてね。

 例えばですけれど、食事の時間なんかは決まっていましてね、そこには間に合うように帳尻を合わせないといけないんですけれどもね。

 しかしながらね、どうしても間に合うイメージができなくてですね、それでね、おじさんはね、助けてくださいとね、仕事を手伝ってくださいとね、他のスタッフにお願いしたんですよ。

 そりゃもう迅速にね、お願いをしたんですよ。

 こういう時はね、申し訳ないとかね、なんとか一人で頑張ろうなんて思ってね、助けてというのが遅くなればなるほどね、おじさんも助けてくれるスタッフもね、負担が大きくなりますからね。

 ですからね、早めにね、次の決められた業務までに時間がある時にね、お願いをするならお願いをしたほうがね、お互いのためになることをね、おじさんは知っていますからね。

 お恥ずかしい話ですけれどもね、それだけ切羽詰まった状況を経験しているということでもあるんですけれどもねえ。

 おじさんも若かりし頃はねえ、周りに迷惑をかけないように、一人でなんとかしようとしましてねえ、結果的に「もっと早くヘルプを出して」なんて良く言われましてねえ。

 それにねえ、おじさん一人が焦って走り回って仕事をしたってね、そんなに業務が進む時間なんて変わらないよ、なんてことも言われましてねえ。

 そういう経験を経ましてね、下手なプライドなんかね、ない方がいいなあなんてね、おじさん思うようになったんですよ。

 おじさんの一人でなんとか業務をこなしたいというプライドやね、周りに迷惑をかけたくないという思いよりもね、限られたスタッフでいかに業務をスムーズに行えるかということのほうがね、当然のことですけれど大事ですからねえ。

 もちろん甘えてばかりいてはいけませんけれどもね。

 だから一生懸命仕事はしてね、それでもどうしようもない、間に合わない時にはね、素直に助けてと伝える。

 そして、助けてくれたスタッフにはしっかりと感謝をするのでございますよ。

 おじさんも年を重ねましたからねえ、若い頃のようには体はどうしたって動きませんしね、仕事のペースなんてそんなにあげられないですしねえ。

 うっかりミスや物忘れも無くなりはしませんからねえ。

 経験値でごまかしてはいますけれどもね、どんどん一人で完璧に業務をこなすなんてことは段々と難しくなってきているんですよねえ。

 有り難いことにね、今のおじさんの職場ではね、「自分の業務は自分でなんとかして」なんてことは言われませんからねえ。

 おじさんも一人で無理をしないで、大変なときは言ってねって伝えていますしね、そういう時にはおじさんも助けに行きますしねえ。

 まあ、お互い様なんですけれどもね、それでも当然感謝の気持ちは忘れてはいけませんし、もちろん感謝の言葉はしっかりと伝えますよ。

 そうやってね、お互い様、おかげさまの気持ちを持ってね、仕事をしていますとね、大変なこともありますけれどもね、それ以上に助け合える環境に有り難いなあ、幸せなことだなあということを実感するんですよねえ。

 

 

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