おじさん、幸せを感じる

エッセイ

 この日はね、おじさんは自宅でね、家族と一緒に夕食を食べながら晩酌をしていたんですよ。

 その時にね、ふとね、おじさんはとても幸せなんだなあと感じたんですよ。

 仕事を終えてね、家に帰ったら嫁さんが夕食を準備してくれてね、そして美味しいお酒を呑みながら家族と一緒に美味しく夕食を食べることができる。

 そのことがね、とても幸せなことだと感じたんですよねえ。

 当たり前の日常がね、突然崩れ去ってしまうことも世の中にはたくさんありましてねえ。

 ニュースを見れば地震や火事などの事件が毎日のように起きていますしねえ。

 そんな中でね、おじさんが平和にね、毎日を過ごすことができているなんてねえ。

 それだけでとても運が良いことだと思うんですよねえ。

 それでね、ついね、おじさん、口に出して言ってしまったんですよねえ。

 『家族と一緒に美味しいご飯を食べて美味しいお酒が呑めるなんて幸せだなあ』ってねえ。

 そうしましたらね、家族からは『どうしたの』とか『酔っ払ってる』だの言われましたけれどもねえ。

 それだけね、家族と一緒に食事をとるということが当たり前になっているんですよねえ。

 それはそれで大変に有り難いことなんですけれどもね。

 そしてね、そんな当たり前がこれから先も長く永く続いて欲しいとおじさんも思いますしねえ。

 でもね、そんな毎日が続くかどうかはね、実は運次第だとおじさんは思うんですよ。

 もちろん幸せな毎日が続くようにおじさんも生活していますけれどもね。

 そしてね、好き勝手に生きてきた割には幸せな生活を送ることができているおじさんはね、それだけでも大変についていると思うんですけれどもね。

 だからそね、おじさんはね、こんな幸せな生活がこれからも続いてくれるように願わずにはいられないんですよねえ。

 

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