ブログ名が「スーパーカブに乗っているおじさんの日記」なので、少しおじさんのスーパーカブについて書いてみたいと思います。
まあ、バイクに乗られている方なら何を今更というような当たり前のことしか書けませんが。
おじさんのスーパーカブは、2000年式のAA01という形式で、スーパーカブとしては少し古い型のものであります。
特徴としましては、キャブ車になりますので、コンピューターがついておらず、セルというエンジンをかけるためのスイッチもありません。
ですので、エンジンをかける時はキックで火花を飛ばしてガソリンに着火します。
しかし、寒い日などはガソリンの濃度が低く着火しないので、ガソリンの濃度を濃くしてやる必要があります。
今のバイクや車は当たり前にコンピューターが搭載されていてコンピューターが調整してくれるのですが、キャブ車にはコンピューターは付いていません。
そこで、チョークレバーを引いて自分でガソリンの濃度を調整します。
今のバイクや車であればボタンひとつでエンジンをかけることができますので、非常に面倒くさいキャブ車なのですが、おじさんはこのキャブ車仕様のスーパーカブに乗りたくてわざわざ中古市場で探して購入しました。
理由は非常に単純で、おじさんはアナログなもの、要は仕組みが単純で理解しやすいモノが好きなのです。
おじさんにはコンピューターが判断するということがどうにもよく理解できないのです。
機械的な仕組みであれば、例えばスーパーカブならおじさんがキックをすれば火花が飛んでガソリンに火がついてエンジンがかかる、そしてガソリンの濃度が低ければエンジンはかからないのですが、その時はおじさんがチョークで調整してやればガソリンの濃度が濃くなってエンジンがかかる、というふうに手間がかかっても仕組みが理解できるモノがおじさんは好きなんです。
最近は本当に便利な世の中になりましたが、その分おじさんにとっては仕組みがわからないモノも大変多くなりました。
もちろん仕組みがわからなくても、便利であれば使うものも多いですし、実際そういうモノが多いのは事実ですが、そのようなモノだけではおじさんはどうも落ち着かないのです。
なので、おじさんが趣味で持つモノであれば機械的なモノ、アナログなモノができればいいなと思うのです。
だから、おじさんが好きで乗るスーパーカブは便利さよりもアナログであることを優先したのです。
正直、理解されないことも多くて、新しいものに買い替えたらとか言われます。
嫁さんからも面倒で、しかも癖が強くて乗りにくいとも言われます。
ですが、そういったスーパーカブだからこそ自分だから乗っていられるというふうに思えますし、自分なりの癖が染み付いているモノにおじさんは特別感を感じて、余計に愛着が湧き手放し難く思ってしまうのです。
それに、キャブ車は機械的な仕組みであるからこそ、不調になることはあっても修理ができなくなるほどの故障ということはほとんどないようです。
部品を交換すれば直ることが多いようなのです。
今後はキャブ車どころか50ccの原付が作られなくなってしまうようです。
ですから、今後もできるだけ長く乗り続けれることができるように、しっかりとメンテナンスをして大事に乗っていきたいとおじさんは思うのです。
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