お義姉さんの快気祝い

　この日はね、お義姉さんが病気で手術をしたんですけれどもね、無事に手術も成功しましたのでね、快気祝いをしたんですよ。

　最近はね、おじさんの周りでもね、病気の話が多くなってきましてね、しかも中々治癒とまではいかない話が多かったのでね、手術が無事に成功してね、元気な姿が見られたのはね、とても嬉しい出来事でございましたよ。

　いくら体調に気をつけていましてもね、体の中のことは中々分かりませんからねえ。

　健康診断で初めて気がつくことも多いですが、それも一年に一度か二度の話ですしねえ。

　今まではね、おじさんは体に不調があってもね、病院に行けば、そして最悪でも手術をすればね、治癒すると思っていたんですけれどもね、非常に甘い考えだったんだなあってね、最近はホント実感することが多かったのでねえ。

　ホント、元気な姿を見られることは大変嬉しいことですし、有り難いことだなあ、幸せなことだなあとね、改めておじさんは思ったんですよ。

　この日は義父母や義兄弟も集まりましてね、めでたい席ですからね、お酒やお話もはずみましてね、非常に楽しい時間を過ごすことができましてねえ。

　できることならね、こういう楽しい時間をね、多く持つことができましたらね、非常に喜ばしいことだなあとね、おじさんは思うんですよ。

　そのためにもですね、体調管理をしっかりとすることは当然としましてね、時間の管理といいますかね、忙しすぎてはこんな時間を過ごすこともできませんからね、ですからこういう時間を過ごせるような余裕を保てるようなね、そんな生活が送れるようにね、これからは気をつけていきたいなあなんてことをね、おじさんは感じたんですよ。

　若い頃はね、次の機会があることを信じて疑いませんからね、また今度なんてことをね、簡単に考えていましたけれどもね、いやまあ若い頃はそれでいいとも思うんですがね、ですがおじさんになってくるとね、次の機会が確実に訪れる確率みたいなものがね、段々下がってくることを実感していますのでねえ。

　ですから次の機会が迎えられる準備をしっかりと行いつつもね、今同じ時間を一緒に過ごせることをね、大切に大事にしないといけないなあなんてことをね、楽しい時間を過ごした後だからこそね、強く思ってしまうおじさんなのでした。