この日はね、家族と一緒にね、おじさん、クリスマスパーティをしたんですよ。
とはいいましてもね、そんな仰々しいものではなくてね、ホント惣菜屋さんのチキンやピザを食べたりね、近くのスーパーで注文したクリスマスケーキをね、家族で食べただけのね、こじんまりしたものなんですけれどもね。
それでもね、一応はクリスマスツリーなんかも出してね、クリスマスソングを流したりしてね、それらしい雰囲気を楽しんだんですよ。
ただねえ、なんとなくなんですけれどもねえ、おじさんが子どもの頃はね、もっとクリスマスってね、キラキラしていたイメージがあるんですよねえ。
なんと言いますかね、もっとこうね、恋人たちのイベントみたいな雰囲気があった気がね、するんですよねえ。
それがね、今はあんまり感じないのはね、ただ単におじさんがおじさんになったというだけのことなのかもしれませんけれどもねえ。
まあ、とにかくね、クリスマスをお祝いしながらね、おじさんは嫁さんとね、今年も一年無事にといいますかね、とにかく生きて過ごすことができて良かったね、なんてことをね、感謝し合ったんですよねえ。
若い頃にはね、あんまり思わなかったんですけれどもね、生きて一年を過ごすことができるなんてね、当たり前のことと思っていたんですけれどもねえ。
おじさんと言えるような年になりますとね、まあ身の回りには交通事故から火事、自然災害に病気とね、命を失ってしまうネタには事欠かないということをね、他人事ではなく実感するようになってきますからねえ。
ですからね、一年を生きて過ごすことができるということそのものがね、いかに有り難いことかとね、本当に幸せなことなんだなあとね、実感するんですよ。
だからこそね、昨年と同じようにね、こじんまりとしたものであってもね、クリスマスパーティを行えたということがね、たまらなく嬉しく思えるんですよねえ。
一年経っても家族が揃って同じようにお祝いごとができるということのなんと有り難いことかってねえ。
そんなわけでね、クリスマスパーティとはね、ほとんど関係ないところでね、おじさんは感動をしましてね、そしてまた来年もね、同じようにパーティが行えますようにとね、お願いをしていたんですよねえ。
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