おじさん、初めての成分献血に行く

日記
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 この日はね、おじさんね、献血に行ったんですよ。

 それもね、成分献血というのにね、はじめて行ったんです。

 今まではね、全血献血というね、献血バスなんかで行う抜いた血は全部提供するタイプばかり行っていましてね。

 でね、成分献血はね、抜いた血からね、必要な成分を分離したらまた体内に戻す方法でね、その分時間がかかる、大体1時間から1時間半くらいかかるというのでね、行かなかったんですよ。

 でもね、その成分献血といいますのがね、2週間に1回行える、つまり年間24回も行えるというのでね、興味を持ちましてねえ。

 なにせね、全血献血はね、血を完全に抜いてしまいますからね、3ヶ月に1回、年間3回の上限ですからねえ。

 一旦抜いた血を戻すからと言いましてもね、そんなに回数が変わるのかということでね、ちょっとやってみようかなってね、思い立ったおじさんはね、近くの献血ルームに行ったんですよ。

 でね、まず最初に驚いたのがですね、心電図をとるってね、言われたんですよ。

 えっ、心電図ってなりましてね。

 で、理由を聞きましたらね、40歳を過ぎてからね、はじめて成分献血をする方はね、心電図をとる必要があるとのことだったんですよねえ。

 やっぱりね、時間がかかるというのとね、一度抜いた血液を体内に戻すということでね、心臓に負担がかかるみたいなんですよねえ。

 まあ、この心電図はね、最初だけでね、その後は年に一回健康診断なんかで心電図に異常がなければね、やらなくていいみたいなんですけれどもね。

 まさかね、献血に行って心電図をとられるなんて思わなかったおじさんはね、ビックリしたんですよねえ。

 その後の血液検査もね、最近の全血献血ではね、指先にちょっと針を刺しましてね、少量の血液で検査をすることが主流なんですけれどもね、成分献血ではね、しっかりと血液を採取して血液検査をされましてねえ、これにもちょっとビックリしたんですよねえ。

 なにせおじさんはね、全血献血は割と何度も行っていましたからね、その延長線で簡単に考えていましたからねえ、いや〜、正直に考えが甘かったですねえ。

 さらにね、全血献血で使用する針もね、大概太いんですけれどもね、成分献血ではね、血液を出したり戻したりする関係上ね、全血献血よりも太い針を使用するということでね、全血献血よりも太い針があるんだとね、これにもビックリしたんですよねえ。

 まあね、似たようなことでもね、想像しているよりも実際にやってみたほうがね、イメージと違ったというね、おじさんになってからでもそんな経験ができてしまったんですよねえ。

 まあ、針を指すときの痛みとかはね、全血献血とそんなに変わりはしませんでしたしね、実際に始まってしまいましたらね、時間のかかる献血という印象でしたけれどもね。

 しかもね、時間がかかるということでね、タブレットでTVやYouTubeを見たり、ゲームをしたりね、喉が乾けばね、看護師さんがジュースを持ってきてくれたりと割と至れり尽くせりでしてねえ、おじさんの方がちょっと恐縮してしまうような状況だったんですよねえ。

 まあね、初めてということもありましてね、受付から終了まで2時間ほどかかってしまいましたがねえ。

それでもね、血液は常に不足しているようでしてね、そしてね、成分献血で採取した成分はね、血液製剤なんかになるそうでしてねえ。

 そんな状況に貢献することがね、年に24回もできるのであればね、時間をみつけてはちょくちょく行こうかなあなんて思ったおじさんなのでございました。

 

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